2010年8月23日
コルターベイでハイキングを楽しんだ後は、ティトン・パークロード/Teton Park Roadを通ってジェニーレイク/Jenny Lakeへ向かいます。
朝早くから長い時間ドライブし又ドライブで運転が少し退屈になりつつある中、鋭い剣のような山々の雄大な景色が目に飛び込み、突如興奮状態に。
「かっこいー」「すっげー」「山だー」などなど、何を言ったか忘れましたが、たぶんこのあたりの言葉を連発してたことでしょう。
写真一番右の山はモラン山といって、なんと標高3,802m。富士山より高いではないですか。
北海道出身の私は物心ついた時からスキーと戯れていて、常に山が身近にあり、
中学や高校までの通学中にいつも手稲山を見ながら、「初雪まだかな」「山が青くなってきたな」と山を見ながら季節を感じて育ち、就職で静岡県に来た時も最初は御殿場だったため、富士山がまじかに。
そんな環境からミシガンやアメリカ中西部の山が全くない、どこまでいってもフラットな地形にいると山が恋しくなっていました。そんな時に、このティトン山脈が「どーんっ」と現れたので思わず興奮し写真をとりまくってしまいました。
ドライブを再開し車通りもほとんどなく快適にドライブをしていたら、突如こんな山中で渋滞というほどではないですが車が混み合ってます。何事か？
車から降りた人たちがカメラや双眼鏡を覗きながら山の方を見ています。
私たちも同様に車をとめカメラ片手に、人の群れの中に入ると「ベアーベアー」と聞こえてきます。ビールビールに聞こえなくもないですが、熊？レアリー。
確かに小さく黒い物体が動いてるのが、、、レアリーです。
「熊だ」「オー！レアリー！」。
恐らく子供連れのブラックベアーです。アメリカに来て初めての野生の熊を見ることができ
とても感動です。他の人たちも興奮気味に「Wow, Great」その他感動する英語の連発です。
私も一緒になって「わーお」。
アメリカ国立公園局のHPによると
・運転中に野生動物を見ても止まらないこと
・熊を見るときは100yards/91m離れること
両方とも守ってませんでした。すみません。（91mはギリギリセーフかな。）
きちんと事前に情報を得ましょう。何かあってからでは遅すぎますね。
さて、ジェニーレイクに向けて運転再開。
山に関する歌を口ずさみながら快適にドライブ。
途中、山並みが綺麗に見える「Mountain View Turnout」に立ち寄りました
ジェニーレイクまであと少し。
旅はまだまだ続きます。
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